メンズ脂肪吸引の最高峰「VASER 4D SCULPT(ベイザー4D彫刻)」 が分かる脂肪吸引の機器と考え方の歴史・進化

脂肪吸引技術の進化

機器の歴史

技術面や安全性の改良から辿り着いた『VASER(ベイザー)』

1970年代より、カニューレ(吸引管)を使った脂肪吸引が始まりました。その後、大きくつのカテゴリーが生まれ、進化は現在に至ります。
まず、最初に登場した吸引方法が「サクションアシスト脂肪吸引」。
これは陰圧式機器(低気圧状態にする際に生じる吸い出される力を利用)によるシステムで、現在でも多くのクリニックで採用されています。

次に「超音波脂肪吸引」というジャンルが生まれ、1990年代に一度改良もされましたが、脂肪を乳化する超音波が強過ぎて、やけどや内出血といったトラブルリスクが続出。今ではほとんど施されなくなりました。
その教訓を生かし、より安全性を強化したのが「レーザー脂肪吸引」なのですが、適応範囲が狭いため、効果はそれまでの機器より低いものでした。また、ほぼ同時期に、水を噴射する力で脂肪を破砕する「ボディジェット脂肪吸引」が台頭しましたが、この技術でも皮下脂肪の約70%が除去率の限界でした。そして近年、これまでの教訓から安全性と吸引量を兼ね備えた「ベイザー脂肪吸引」が登場。脂肪除去率も約90%にまで大幅アップし、最も進化した機器として位置づけられています。

  1. Suction
    陰圧式脂肪吸引
    現在の脂肪吸引機では標準搭載と言える、陰圧(体外より体内の気圧を低くする)機能で、脂肪を除去するシステム。
  2. Ultrasound
    超音波脂肪吸引
    超音波エネルギーで脂肪を乳化させて吸引するシステム。エネルギーが強すぎてやけどや内出血のリスクが高かった。
  3. Laser
    レーザー脂肪吸引
    レーザー光線によって脂肪細胞を溶かし吸引するシステム。狭い範囲への照射となるため、効果のほどは少ない。
  4. Water
    ボディジェット脂肪吸引
    水のジェット噴射による圧力を利用して脂肪を破砕、吸引するシステム。除去率は皮下脂肪の70%程。
  5. Vaser
    ベイザー脂肪吸引
    脂肪にしか影響しないVASER波により、脂肪を周辺組織から遊離し吸引するシステム。皮下脂肪の90%を除去可能。

脂肪吸引の考え方

吸引量の数値で成果を量るフラットなボディデザイン

美容外科の一般的な脂肪吸引の概念として、フラットに、とにかく多くの脂肪を除去することが第一とされています。そのため、吸引量の数値を公開し成果をアピールするクリニックも少なくなく、身体全体のメリハリ、つまりデザインはそれほど注目されていないのが現状です。
そもそも脂肪は、浅い層(Superficial Fat)、中間層(Middle Layer Fat)、深い層(Deep Layer Fat)の3層から成ります。浅い層は線維組織で硬い性質を持つため、ボディジェット以前の脂肪吸引では、適応範囲が中間層と深い層の脂肪に限られていました。しかし、吸引量を意識するあまり、浅い層の脂肪も強引に吸引、それが凸凹(デコボコ)たるみの原因となっていることも事実です。また、採り過ぎによって特定の部位は脂肪が極端にないにも関わらず、その他の部位には脂肪がついているという、不自然なボディバランスになりかねません。

  • 中間〜
    深い層のみの
    従来の吸引
    中間〜深い層のみの従来の吸引の結果
    中間から深い層のみを吸引するとフラットな仕上がりになる。
  • 浅い層まで
    強引に行った
    吸引
    浅い層まで強引に行った吸引の結果
    浅い層まで強引に吸引を行った結果、凸凹な仕上がりに。
中間層から深い層の吸引でフラットな印象の仕上がりになる。
中間層から深い層の吸引でフラットな印象の仕上がりになる。

Fat Layer

立体的なデザイン技術への転換期

そんな状況の中、コロンビアの形成外科医Dr.Hoyos氏は2002年、脂肪吸引の"フラット"という概念を切り捨て、身体の本来あるべき陰影やラインに着目。ベイザー脂肪吸引機を利用した、立体的なボディデザイン技術「VASER HiDef(ベイザーハイデフ)」を考案しました。そして2009年、その技術は「ベイザーミケランジェロ」という名前で日本に伝わり、取り入れられています。
この「VASER HiDef(ベイザーハイデフ)」で、ただ脂肪を除去するだけでなく、男性なら腹筋を6つに割りたくましく見せるSIX PACK(シックスパック)、女性は腹筋の2本の縦筋で健康的に見せるTWO PACK(ツーパック)といった、鍛えたようなデザインを表現することが可能になりました。
しかし、「VASER HiDef(ベイザーハイデフ)」の施術をたくさん経験するうちに、Dr.Hoyosにある葛藤が生じます。それは、もともとの体格の違いから施術の仕上りに差が生じ、まるで"人形のような"デザインになってしまうケースもあるということでした。

4D Sculpt の登場

静的デザインではなく答えは動きの中に

そこで、Dr.Hoyosは「VASER HiDef(ベイザーハイデフ)」を再定義し、人それぞれの体格に合わせたボディデザインや、動いたときの筋肉の状態も想定した技術に改善しました。解剖学的視点をより強化し動き(Dynamic)を取り入れた、「3D+Dynamic=4D」という考えとそれを実現する技術、それが「4D Sculpt(4D彫刻)」なのです。
4D Sculpt(4D彫刻)」により、わき腹、お腹、そしてお尻といった部位をパワフルに、そしてふくらはぎや足首、上腕や太ももなどの部位は細くしなやかなラインに仕上げることが可能になりました。

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